宿名の「家」はこの地方の方言で「ぎゃ」と読みます。ここ球磨地方の田舎の雰囲気を味わってもらいたいと名づけられました。あたりは近くに単線のくま川鉄道が通り、絵になる田園風景が楽しめます。手入れの行き届いた広々した庭は大きな藤棚があり、4月下旬から5月の頭にかけて藤の花が見ごろで、見事なまでの咲きっぷりは圧巻です。藤棚の下でお茶や食事をいただく贅沢も味わえます。到着時は、手作りの漬物や佃煮、大学芋など野菜を使ったお茶請けのおもてなしで旅の疲れもほっこり癒されます。2階の客室からの眺めもよく、のんびりと過ごすのにぴったりです。また、自宅横に作られた調理室では、郷土料理を中心に各種体験ができます。